僕が本格的にカメラに熱中し始めたのは大学生のとき。今となってはきっかけは覚えてないけれど、小学生の頃に参加した子ども科学教室でピンホールカメラに触れた影響は多分にあると思う。純然たる科学としてのカメラに、子どもながらに高揚を覚えた記憶がある。
幼かった僕も今は昔。当時大学生だった僕の興味は最新のデジカメに…ではなく、どういうわけかフィルムカメラに向けられていた。
ネットオークションで初めてのフィルムカメラを手に入れて、その写真機としての性能と美しさに夢中になる日々。
そんな、「カメラと暮らす日々」が始まった場所こそが、当時一人暮らしをしていたとあるアパートの202号室だったんだ。
時は流れ、僕も大学を卒業して20代も後半に差し掛かってきた。
僕のカメラ人生の根幹(root)を成す日々を思い出しつつ、今の僕だから表現できる思いをマイペースに写していきたい。
このブログ『root202』がそんな場所になればといいなと思っている次第です。
それでは、またいつか。