僕は旅行が好きだけど、その往復の道中も大好きだ。
少なからず高揚した気分で席に着き、弁当やお菓子をお供に旅先のことを調べたり、窓の向こうを眺めたり。
バスだろうが電車だろうが飛行機だろうが、旅行中の乗り物には不思議な非日常感がある。
他の乗客の迷惑にならない範囲で、という注釈付きではあるけども、乗り物内での写真撮影を個人的にぜひおすすめしたい。なぜか名作が生まれやすいと思っている。
気持ちが昂ってる集中力ゆえか、車窓に射す光には特別な魅力があるのか、それは分からないけれど。
人が少ない車内では気兼ねなくシャッターを切れるから、上京してくる前は地元の過疎路線なんかを満喫してたっけ。
カメラと御朱印帳を持って、その土地の神社と名産品を巡る旅が学生時代のマイブームだった。
田舎ならではの長閑さと、その道中の車窓から入る柔らかな光。
時間がゆっくり流れるような贅沢な旅にまた出掛けたいな。
今年はどんなところに行こうかなと、今から少しワクワクしている僕なのです。
それでは、またいつか。