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カメラを通して世界を見れば

通勤中の道すがら

多くの人にとって、毎朝の通勤中の足取りは決して軽いものではないと思う。

たとえ行きさえすれば楽しく勤務できる職場だったとしても、大なり小なり心理的な負荷はあるんじゃないかな。

 

そんな、ときに憂鬱ともいえる道中であったとしても、そこに好きな景色でもあれば気分は幾分か軽くなる、と思いたい。

 

例えば素敵な花を咲かせている庭とか、美味しそうな匂いのパン屋とか、電車でよく見かける憧れのあの人とか。

なにか楽しみを探しながら、ワクワクして通勤できたらいいなと思うんだよね。

 

僕にとってのそれは、写真の題材探し。

徒歩通勤の僕にとって、毎朝の通勤は街中のロケハンを兼ねていると言ってもいい。

お気に入りは朝日が差し込む路地とか街路樹とか建物とか。天気や季節によって移ろう街の表情は、毎日通うからこそ変化を感じ取れるのかもしれないね。

こうした散歩みたいな時間が、日々のちょっとした楽しみになっているんだ。

 

得てして社会人ってやつは大変なことが多くて、面倒な業務にも嫌なヤツにも向き合わなければいけないけれど、

それでもどうにか上手く自分の機嫌は自分で取って、今日も一日がんばろうかな。

 

それでは、またいつか。

OLYMPUS OM-1